2013年8月19日月曜日

交渉各国の声を拾う─大国との交渉に臨むマレ-シアと自由貿易を進める先頭に立つニュージーランド

 大国との交渉に臨むマレ-シア、自由貿易を進める先頭に立つニュ-ジランド。日本に伝わることの少なかった両国の声を、ニュ-ジ-ランドで7月に行われた利害関係者会合から、また18回会合主催を前にした、多民族国家の抱える国内事情を無視できない立場に置かれているマレ-シアの政治家の発言から拾ってみた。

 以下は、マレ-シアの新聞記事からの抜粋したものの抄訳、NZの利害関係者会議出席者からのメモを抄訳し、まとめたものである。

 ニュージ-ランドからは、ISDSについて公共の政策領域を護る、資本規制についても同様との立場を見て取ることが出来る。またマレ-シアの政治家からマハティ-ル元首相の一貫したTPP反対の発言に加え、ブミプトラ政策などへの影響、中小企業からの強い反対の声を背景に「国益に反する場合は署名しない」との通商産業大臣の発言などが印象的である。

 これに対して、日本政府からは交渉参加を前に、積極的にTPPに擦りよる姿勢が益々明確になってきている点が特徴的である。
7月9日の日経新聞報道にあるように、4月の日米事前協議で既に、「知財を始め7項目について方針を提示、米国と交渉方針を(米国案に近い内容で)統合して交渉に臨む」考えを示した。また、7月25日の新聞報道によれば、「日本郵政が日本生命との提携を事実上撤回し、日本国内のがん保険市場で約79%のシェアを持つアフラック社とがん保険で事業提携」、専ら米国からのかんぽ生命など郵政問題での圧力をかわしてTPP交渉で米国と同一歩調を取るものと見られている。
これが日本の産官に内在する論理であり、日米協力して成長のアジアで覇権を回復し、グロ-バル化の再編を進めることに躍起となている姿ではないだろうか。
(2013年7月25日(木)翻訳チ-ム 近藤康男)

* * *

TPPでまたも粗悪な協定が結ばれる:経済大国が小国を搾取するTPP(7月12日ニュ-・ストレーツ・タイムズ掲載のマハティ-ル元首相談話から:抄訳)

 この間一貫してTPPを批判してきたマハティ-ル氏は、マレ-シアのこれまで進めてきた産業育成政策、ブミプトラ政策などの(マレ-人優遇)社会政策を護る立場から、ASEAN自由貿易協定を含めて今迄の多くの通商協定が自国の産業や社会に利益をもたらしてこなかったと断じている。

 国策車とも言えるプロトンは、90%を国産原材料・部品で作られているが、それゆえに40%を基準とするASEAN自由貿易協定に晒されることで、日・米・中・韓などの車に押され、マレ-シア以外では全く目にすることの無い車となっている。その一方で、マレ-シアの安全基準などの例外適用を受けるこれらの“ASEAN車”は、マレ-シア国内に販路を広げている。

 そして今、頓挫したWTOに代わりTPPだ。特に氏は、97~98年のアジア危機に置いて取られた独自の資本規制が奏功した一方、多くの国で一気に流失した短期資金がもたらした深刻な通貨危機にも言及している。更に新たな政府調達の対外開放やISDS条項などは、経済大国の巨大企業が小国の経済を特権的に支配するものだと批判、スカルノ大統領は反植民市主義という点では正しかったと語った。

 最後に、自分たちの国に影響を与えるのであり、秘密裏の交渉には異議を唱える権利があり、10月の最終決着など無視すべきと結んでいる。

マレ-シア通商産業相ムスタファ・モハメッド氏、国益に反するのならTPP合意はない!と断言(7月16日スタ-・オンライン紙から抜粋:抄訳)

 「協定が我が国の主権に有害なものであれば署名しない」「しかし、協定は進行中であり、現時点では白紙」と語っている。当日国会前で50人ほどの反TPPのデモがあり、デモ隊はナジブ首相、ムスタファ大臣、野党のアンワル・イブラヒム党首に宛てた意見書を提出したが、大臣は「反対派の意見も含め、各方面からの意見は交渉の際に考慮されるだろう」とも述べた。

 そして交渉は続いており、妥結の時期については「確定的ではない」とした。

通商産業省の官房長サンタ・マリア氏、協定の妥結時期については確定的でない(7月16日FMTニュースから抜粋:抄訳)

 官房長は、「最も重要なことは、マレ-シアの主権について妥協することは無いし、我々は我々の方針に拘る。一国が賛成しなければ妥結には至らない」「交渉技術を駆使し、主権を脅かす分野を除外する」と述べた。官房長は昨日青年実業家の団体が主催した公開討論の場で、「交渉経過を理解し。結果に対して影響を行使できることを求めたが故にマレ-シアは2010年10月に交渉に参加した」と講演しているが、中小企業などへの影響は無いのだろうか? 

 TPPは米国が主導して、アジア太平洋地域における貿易自由化拡大の基盤構築において、その役割を確固たるものにしようとする協定である。そして今コタ・キナバルで第18回の交渉会合が進められている。政党、NGOから個々の市民、マハティ-ル元首相まで、様々なグル-プが「大きな間違いだ」と反対している。マハティ-ル氏は「TPPは米国による中国封じ込めの手段だ」と評したそうである。しかし、政府は一貫して、この貿易協定の交渉に関与している。

マレ-シアの国会議員、TPPに関するグル-プを立ち上げる(7月8日FMTニュースから抜粋:抄訳)


 ジョホ-ル・バル選出のシャハリ-ル・アブドゥル・サマッド議員によれば、グル-プは7名、4人が与党Barisan Nasional党、3人が野党に所属、アフマッド・ハムザ議員が代表を務める。ラマダン期間中に発足すると記者会見で述べた。通商産業相のムスタファ・モハメッド氏も「議員からの提言を歓迎」と述べた。

 3党の野党連合Pakatan連合は、TPPは、ISDS条項に代表されるように、主権を脅かし、医薬品の価格を押し上げるとして交渉参加を批判してきた。
(ここまで翻訳:田所 剛、近藤康男/監修:廣内かおり)

7月3日、5日、ニュ-ジ-ランド外務省による利害関係者会議が開催(ジェイン・ケルシ-氏のメモを抄訳し、まとめた)

 以下は、質疑におけるニュージ-ランド外務省のデイビッド・ウォ-カ-首席交渉官の応答を中心
にまとめたものである。

 ウォーカ-氏は、TPPによる貿易の拡大、農産品を中心とするNZのGDPの押し上げ効果をうたい、「ある朝起きたら、モ-ニング・レポ-ト紙に『我が国貿易相手国のほぼ半数が協定を締結したのに、NZだけが協定に参加していない』などという見出しが踊っているのを想像したまえ」と述べた。続いて彼は、議論の分かれる問題であるPHARMACニュージ-ランド医薬品管理庁とISDS条項に触れ、まだ如何なる最終決定もなされていない、という政府の主張をあらためて述べた。

 会合では、PHARMAC、ISDS条項などの関心事項と共に、衛生植物検疫、GM表示、公衆の健康に関わる煙草の包装問題などに質議が集中した。ウォーカ-氏は、国内法との関連で、TPPの関連する章は今のところ異議・修正を必要とするものは無かったと説明した。煙草の包装問題についても、公衆の衛生上の規制は継続できるという見解を述べた。

 日本の参加による交渉遅延への影響については「新たな参加国は、ブレ-キに足を掛けているなど出来ない、日本にとって挑戦し甲斐のある課題となるだろう」とのことだった。

以上はウェリントン商工会議所により招集され約50人のビジネス関係者と少数のNGO代表、外交官が出席していた。
(ここまで翻訳:小幡詩子/監修:廣内かおり)

 以下はウェリントン商工会議所において開催された会合のまとめで、ここでもウォ-カ-氏が中心に説明がなされた。
 ウォーカ-氏は、特恵を外れることにより、不利益を被り、他国に後れをとるとの見方を示した。また、関心の高い、保険制度については、「TPPの交渉で放棄するつもりは無い」ISDS条項については、「交易に資する規制当局のためのセイフガ-ドも提供される」としたが、いすれも明確な形での説明は無く「全てが最終決定されるまで、何も最終決定ではない」とした。

 各国で問題となっている「情報開示・草案の入手機会」について質問があったが、「交渉はゼロから始まっているのではない。過去の協定を見れば解かることも多い。交渉の場には交渉官だけでなく利害関係者が同席すること、利害関係者による経過への関与もある」との回答。

 再度同様の質問がなされ、「米国のように600名もの企業からの助言者、加えて消費者・NGO・労組代表がリストアップされ、文書にアクセス出来るというやりかたが出来ないのか」という追及に対し、それぞれの国にあったやり方があり、米国方式では知り得た内容を公に議論できないという負の側面もある、としながら、「ニュ-ジ-ランドでも法的には可能」、との発言がなされた。

 漏えいされた文書に「如何なる資本規制の利用をも禁じる」との条文がある点について、「IMFでの検討を反映しておらず、アジア金融危機に置いて巧みに対応したマレ-シア政府の規制など考慮されてしかるべきだが、政府の立場は如何?」との質問に対しては、「漏洩文書を物差しとすることは控えるものの、柔軟性、政策余地を残す立場で臨む」ことを認めた。
(翻訳:戸田光子/監修:廣内かおり)

2013年8月18日日曜日

8.22 TPPブルネイ交渉に大抗議!宣伝とリレートーク

私たちは、日本政府の交渉方針も情報も
隠したままのTPP交渉に抗議し、
下記宣伝行動を行います

7月23日、マレーシアでのTPP全体交渉会合の途中から参加した日本政府。私たちもマスコミも驚いたのは、日本政府の交渉方針も、どの国が何を主張し、交渉がどう進んでいるかなども、一切が秘密にされたまま交渉が進むということです。「秘密保持契約(守秘契約)」にサインした日本政府交渉団は、この契約を盾に、中身は示さないまま、「十分交渉の余地はある」などと説明しています。

しかも、自民党や衆参農水委員会決議が求めている関税撤廃交渉では主要農産物を例外扱いすることや、食の安全・医療制度を守ること、あるいはISD(投資家国家間紛争措置)条項には反対することなどをどう主張するのか、日本政府の交渉方針さえ明らかにしていません。その一方で、関税撤廃では、関税ゼロにする品目を順次広げていくことだけは明らかにしているのです。政府は「守るべきは守る」といい、林農林大臣はNHKの討論番組で「守れない場合は交渉の席を立つ」とまで発言しているのです。少なくとも国会が求めていることを実現する方針が持てないなら、即刻交渉から離脱すべきです。

私たちは、TPPは、ほんの一握りの多(無)国籍大企業のもうけのために、参加国の市民のいのちと健康、暮らし、雇用や地域を犠牲にし、主権さえ奪うものと考えています。TPP交渉の中身が知られれば、圧倒的多数が反対するからこそ、秘密交渉にしなければならないのでしょう。

わたしたちは、さまざまな分野の方々、団体と連携して、TPP交渉に抗議し、日本政府が即刻交渉から撤退することを求めて行動します。

ぜひ御参加下さい!

★と き:8月22日(木)17時30分~18時30分
★ところ:JR新宿西口駅前
★当日の内容(予定・・各界からのリレートーク)
 ●ブルネイでのTPP交渉では何が焦点か
●TPPに反対する弁護士ネット、TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会、医師、築地市場の労働者、農民、生協などからリレートークに参加します。

【よびかけ】
☆STOP TPP!! 市民アクション
 〒273-0033 千葉県船橋市本郷町677-1 西船プレジオ704号
TEL&FAX:047-702-8312   blog:http://stoptppaction.blogspot.jp/

2013年7月7日日曜日

第17回TPP交渉会合でどんな進展があったのか!?(その2)─産業界からの意見を公開

第17回TPP交渉会合がペルーの首都リマで5月15〜24日に開催され、利害関係者(ステークホルダー)会合の場で、各団体・企業が発表をしました。

 「STOP TPP!! 市民アクション」 が関わる国際ネットワークが共有したステークホルダー会議のメモを翻訳しました。(翻訳:田中 明/監修:廣内かおり)

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利害関係者会合(2013年5月19日)での産業界代表者らによる発表のメモ

コンサルタント:(どこのコンサルタントかは不明)

 非関税障壁について。誰もが消費者であり、先史からの食料不足の問題や危険な食べ物の問題がある。いまだ食料確保は主要な課題であり、ニュースにもなるが、以前よりはかなり好転、しかし依然として10億人が食料不足に直面。

 国際貿易は大きな要素―自分たちの食べたいものを生産している国はほとんどない。顧客レベルでいうと、顧客は安全で安い食料がほしい―そうなると食料を自給することが割に合わなくなり、不安定な食料供給につながるだろう。我々がここにいる目的は貿易のためではあるが、人類の英知を結集するためでもある―政府と企業の協力だ。科学は良いものだ。われわれは耕作適地を拡大することなく、より多くの食料を生産する必要がある―気候変動により耕作適地が減る可能性あり―通常の手法での貿易課題解決が必要だ。(輸出入の禁止は論外)―SPS(衛生と植物防疫措置)とTBT(貿易の技術的障害)。SPSとTBTについてWTOのルールは良いスタートだった―18年前―しかし今も食料を必要とする国へ流入させるには充分なものになっていない。

 TPPにおけるSPSは“WTOプラス”、ではない。強制力を持たせること。―強制力のない事項の交渉など説得力を持たない。食料品業者なら誰でも、国境で止められることを経験しているはず―国には食料を規制する権利がある―国境で問題があった時には、迅速に対応できる仕組みが必要である。食肉が到着したときに、1箱問題があったからといって、すべてを投げ捨てるのか。だから食料価格は高過ぎるのだ。我々は、科学に基づくべきだと考える。

 米国の牛肉はとても安全で、OIE(国際獣疫局)にも安全とされている。しかし非科学的根拠による制限を理由に、多くの国で禁止されたままだ。豚インフレエンザで豚の輸入も禁止―豚肉から豚インフレエンザに感染することは不可能であるにもかかわらずだ。こうしたことをやめさせる必要がある。

米国産業界関係者

SPS(衛生と植物防疫措置)―農産物輸出業者が直面するいつもの試練―統合された供給網が分断されることにより、消費者の負担が増える可能性がる。

リスク管理・予測可能性・透明性・船積み違反申立てへの立証(検査手続き)に対する科学的根拠に基づく取り組み、より円滑な貿易に対する体系的取り組み、各国とも同一様式の輸出証明、手続きの承認などは根本的に重要である。

- 迅速な進展に満足。章はかなり前進。
- 利害関係者の尽力のおかげ―真の世界的挑戦―規制する側の視点だけではない
- WTOプラスアルファ。
- 未解決の問題:新たな「WTOプラス」条項に強制力をもたせること。
- WTO協定を弱体化させる意図はない―強化したい。
- また、迅速な対応のための仕組みを望む。

強制力を持たせるからこそ、その章に価値がある―その公約を信頼できないとしたら、何に価値があるのか。

透明性は最も重要

迅速な対応の仕組み―紛争解決についてではなく―個々の船積み単位での問題だ。特定の問題が発生したときの、検査手続の確認―より大きな問題が含まれているかどうかを迅速に判断―問題が小さければ輸送積荷が通過できるようにすること。

カナダの穀物生産者

農地は豊富には無い―穀物、ナタネ、豆類は主食―遺伝子組み換え作物で生産量増加

われわれが以前耕作していた方法では、雑草が多く除草剤を使用。風や水による浸食―繰り返して土壌を耕す必要があった。

今は作物に(農薬を)散布できる―改善された新農耕技術。

どのように貿易を改善できるか?我々が直面している課題はより多くの人々に食料を供給すること。農民が生産性を上げるために新たな種子技術がどれだけ重要か。

- 関税撤廃。
- 強制力のあるSPS(衛生と植物防疫措置)への関与と、問題が生じたときの迅速な対応への合意。
- 非関税障壁の防止するために、農薬やバイオ技術に対し一貫性、整合性のある規制の取り組みをすること。
- 農薬と貿易
 o 防かび剤、農薬、除草剤により、昆虫や病気による収穫ロスの30~70%は食い止められるだろう。
 o 防除のための新製品の必要性。
- 農薬を使用すれば残留する可能性がある―どの程度の残留量が安全なのか、が問題だ。
カナダでは新しい革新的農産物に対して最大許容残留物が決まっているが、他国にはないかもしれない。残留の有無だけの基準が設定されている国では、輸出国の基準を受け入れるだろうか。
- 新しい農産物には世界規模での共同検証に参加すること―科学的根拠に基づく規制―そしてそれを共有することが重要だ。
- バイオ技術と貿易―新たな種子技術は、同じ土地でより多くの食料を生産でき、土壌を保全し、生産資材の投入も少ない。
- ほとんどの国では、ある国で許可されても自国で許可されていないバイオ技術に対して、断固として許さない措置をとっている
穀物輸送の場合に起きうるのだが、バイオ技術によって商品化された作物において、混入をゼロにすることはできない―それを要求すれば供給は混乱し、不安定となる―輸送の途中で何らかの混入は認められ得るのだ。

<解決>
・新たな形質については同時に承認する。
・リスクを相互に認識する。
・承認されたバイオ技術の形質があっても多少ならば受け入れる―異物混入は現時点では輸出業者・輸入業者の危険負担となっている。
・流通加工業者がそのような危険負担を引き受ければ農民への支払いが少なくなる―TPP参加国に訴えたい―有効なSPS(衛生と植物防疫措置)が必要だ。

メキシコの産業界代表

・TPP交渉会合のメキシコの交渉団に加わっている20人の産業界代表者の1人だ。
・TPP交渉が決着すれば、メキシコの産業界にとっても戦略的な意義やビジネスチャンスがあるだろう。
・なぜTPPに参加するか?競争力を高めるための新たな公共政策―電気通信改革、シェールガスと天然ガス開発の必要性。
・繊維は巨大産業のひとつ―交渉に加わりたい。
・サービスと投資―メキシコでの中国企業の進出に期待―TPPによってメキシコへの企業の進出増。
・交渉は簡単ではないだろう―メキシコにとっても気になる点は多いが、楽しみでもある。メキシコの輸出部門に利益。
・メキシコの国有企業保護は必要。社会的目標として重要。
・日本の交渉参加を歓迎―日本とのFTAは締結済みである。
(翻訳:田中 明/監修:廣内かおり)

2013年7月4日木曜日

「各政党はTPPをどう考えてるの?」2013参院選政党アンケート公開!

2013年参院選挙争点の一つ「TPP」について、「STOP TPP!! 市民アクション」は政党アンケートを掲載しました。

「TPPへの日本の参加をどう考えますか。日本のTPPへの参加に賛成ですか、反対ですか。その理由は何ですか」

市民アクションの構成団体の一つ、日本消費者連盟が各政党に問い合わせてまとめたアンケート結果です。

参院選では、選挙区と比例区の2つの票を投じることができます。TPPに対して、それぞれの政党がどのような態度を示しているか、投票の参考にしてください。

<データ出典>
7・21参議院選挙前 政党アンケート回答一覧(日本消費者連盟) 衆議院議員

最終更新:2013年7月5日
政党名 判断根拠
日本共産党(委員長・志位和夫) 反対です。交渉参加表明の撤回を求めます。関税と非関税障壁をすべて撤廃するのがTPPであり、農業、食の安全、医療、地域経済などを崩壊させてしまいます。事前協議でも、重要農産物の関税確保の保障はなく、日本を丸ごとアメリカに売り渡すことが、明らかになりました。
生活の党(代表・小沢一郎) 反対。TPPについて何がどうなっているのか、さっぱり説明がない。二国間でのFTAなどは進めるべきであるが、TPPについては国のかたちを変えるものであり、慎重な議論が必要。農業生産が3割減少し、医療保険や食の安全も危険にさらされるTPP参加には反対である。
公明党(代表・山口那津男) TPP交渉に際しては、可能な限り情報開示を行ない、国民的なコンセンサスづくりを進めつつ、国益の最大化に努めるべきです。また、国民生活への影響を考慮し、とくに農業の多面的機能や食料自給率の向上に配慮するとともに、国民皆保険制度や食品の安全基準を守るべきと考えます。
緑の党(共同代表・高坂勝、須黒奈緒、中山均、長谷川羽衣子) TPPは、「モノ」だけでなく、あらゆる分野の「非関税障壁」の撤廃を目指し、ISD条項なども盛り込んでいます。多国籍企業や投資家の利益の下に市民の暮らしや地域の自立を犠牲にするTPP参加には反対。安全と公正の原則に立つ開かれた貿易関係を築いていくことが重要です。
社民党(党首・福島瑞穂) 反対です。21分野もの市場開放を強いられるTPPは国民生活の隅々に甚大な悪影響を及ぼします。また後発参加国には対などな交渉権や拒否権すら与えられない不平等条約であり、農産物の重要品目の例外確保など、日本の主張が受け入れられる保証はありません。即刻、交渉参加断念を求めます。
民主党(代表・海江田万里) 参加の是非は交渉結果次第であり、農産物の重要5品目、食の安全基準、国民皆保険、自動車などの工業製品に関する我が国の国益が守られることが大前提。安易な譲歩を重ねる安倍政権ではこれらの国益が確保されない懸念が強い。交渉には脱退も辞さない厳しい姿勢で臨むべき
みどりの風(代表・谷岡郁子) TPPには反対。TPPは米国多国籍企業のための協定であり、日本の主権をも侵す危険がある。聖域なき関税撤廃が原則であり、コメをはじめとする日本の農産品を守れる保証はどこにもない。また医療や保険、各種サービス分野などでも、国民を守るための制度が壊される可能性がある。
自由民主党(総裁・安倍晋三) 賛成。安倍総理が日米首脳会談で、TPP交渉では、「聖域なき関税撤廃」が前提とされるものではないと確認を行ない、その後、交渉参加を表明しました。我々は、交渉力を駆使し、わが国として、守るべきものは守り、攻めるべきものは攻め、国益にかなう最善の道を追求します。
※※回答のなかった政党は以下のとおり。無回答:みんなの党、日本維新の会、新党大地  「回答しない」との回答:新党改革

2013年6月27日木曜日

第17回TPP交渉会合でどんな進展があったのか!?─ペルー会合におけるステークホルダー会議の一端を公開

第17回TPP交渉会合がペルーの首都リマで5月15〜24日に開催され、利害関係者(ステークホルダー)向けの説明会が開かれました。

「STOP TPP!! 市民アクション」 が関わる国際ネットワークが共有したステークホルダー会議のメモを翻訳しました。

知財保護について米国からの新たな提案があったのかとの質問への回答や、米国議会でのTPA(貿易促進権限)をめぐる質疑などが興味深いものがあります。(翻訳:清水亮子/監修:廣内かおり)

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TPP上級交渉官による説明会からのメモ
リマ(ペルー) 2013年5月19日

【主催国ペルーによる冒頭の説明】
交渉5日目。公式代表700名、利害関係者300名、報道関係者200名、利害関係者フォーラムでは、50の発表が行われる大規模な会合。

2013年内の決着にむけた作業について、各大臣からの新たな支持を取り付けた。APEC会合の合間を使って年内決着するため、首脳らも懸命に計画を練った。

【大きな進展のあった分野】
 衛生植物防疫(SPS)、電子商取引、法的及び制度的問題
【本日開始の分野】
 貿易の技術的障壁(TBT)、投資、労働、その他
【課題が残る分野】
 知的財産権(IP)、環境、競争
【時間が必要な分野】
 モノ、サービスの市場アクセス、投資

今週は建設的議論が行われた。会合の継続とともに、二国間会合の前進が見込まれる。

質問:米国は医薬品について、新しい知的財産権IPの条文を提案したか?

米国:
医薬品と特許問題は議論が始まったばかり。新しい条文は提案されていない。(米国内)内部で実施している審議を続けていくなかで、この会合での議論に反映できればと考えている。政府はこの問題を重要視している。達成目標も複数ある。

質問:米国の提案に対する影響調査について触れていたが、医薬品への市場参入影響が9,000万ドルというものだった。各国政府も米国提案について同様の影響調査を行っているか?

ペルー:
それぞれの提案をペルーの観点から注意深く分析している。情報を共有し、他の大臣たちと協力している。良い影響を指摘する研究もある。

質問:金融サービスについて及び、貿易と金融サービスとの関係について得た教訓に関する質問。米国上院銀行委員会の委員、エリザベス・ワレン上院議員が先日、上院銀行公聴会で「ウォールストリート(※金融関連企業)がTPPや環大西洋貿易投資パートナーシップを利用して、トッド・フランク法(2010年に成立した濫用的金融サービス実務から消費者を保護するための法律)を骨抜きにしようとしていることに対して、不満が高まっている。言い換えれば、公衆の面前ではできないことを、貿易協定を通して静かにやろうとしている」と語っている。これは、過去のFTAのルールが金融規制を制限する可能性についての懸念が高まっていることと軌を一にしている。過去のFTAに該当する章の中で、金融再規制が骨抜きにならないようにというワレン上院議員の懸念を考慮して変更が加えられている部分はどこか。

米国:
議会と協力して金融サービスの取組みを監視しているので、我々が行なっていることは金融政策を制限する米国の法律に抵触することはない。

議会とはすべての提案について、密に連絡を取り合っている。最高裁判決など最近の決定について、いくつかはここで話し合われるだろう。米国政府の立場などについても。

質問:TPPはタバコ会社に対して、喫煙規制の主権を侵害する道を与えることにならないか

ペルー:
既存の多国間協定であるFCTC(たばこの規制に関する枠組条約)と協力し、ここでの作業について多くの情報を得ている。我々には、ここでの決定を他の国際協定の取り決めと整合させる義務がある。ペルーについて言えば、政府は正当な目的のためなら規制する権利があり、それはタバコだけでなく、他の分野でも同様である。

ニュージーランド:
TPPのルールで定めていることは、政府が公益のために規制する能力をきちんと維持できるようにすることだ。金融サービスについては慎重な措置、そして健康についても。

質問:なぜインターネット問題をTPPから切り離さないのか。SOPA/PIPAについては大きな抵抗があった。SOPA著作権保護法(Stop Online Private Act)/PIPA知財保護法(Protect IP Act)やACTA模倣品・海賊版防止条約(Anti-Counterfeiting Trade Agreement)のような提案について、どのような交渉をしているのか?

ペルー:
現在17回目の会合だ。すべての問題を1つにまとめられるのか、どの問題がどの章で扱われるべきか?全体像を見失わないことが大切。

ACTA/SOPAに関し、ペルーの観点では、これはTPPに関わる問題。ペルー代表は自国の法律や国際的取り決めとの整合性をとるよう作業にあたっている。

質問:TPPとTPPの非常に野心的な目標を大いに支持している。TPPが域内の貿易環境を整えてくれることを期待している。なぜ多国間交渉ではなく、二国間交渉なのか。日本が参加する前に野心的な市場アクセス、そして事前に表明している重要事項について(※メモが途切れているため内容不明)

カナダ:
TPPは我々にとってカギとなる。その理由の1つは野心の水準が高いこと。設定されている目標は非常に重要だ。もうひとつの要素は、TPPが地域内協定であること。地域の結びつきによって二国間のFTA以上の便益がある。どうすれば我々はそのプロセスに到達することができるのか。各国がどのように現状からそこに至るのかは、その時点でのさまざまな力学の作用の結果である。

日本はカナダ、メキシコと同じように、TPPのパートナーたちに対して前向きなシグナルを発したと思う。確実なのは、日本が加盟する時に交渉がどこまで進んでいるかに関わらず、日本はそれを受け入れるということだ。

質問:米国議会の通商政策に関する権限委任の異常さや、共和党がオバマ大統領へのファストトラック権限(個別賛否でなく一括採決を前提に交渉)の付与に積極的ではないことを考える時、米国のような、幅広い権限を特別に委任されないままで、交渉にどのような影響が出ると、上級交渉官たちは見ているのか。

ペルー:
私はいつもペルーの内政を尊重するよう他の国々にお願いしている。よって米国の内政についてはコメントを控える。

ニュージーランド:
我々はみな、政府を代表して交渉にあたっている。我々の交渉結果もニュージーランド議会を通る必要がある。

米国:
TPA(貿易促進権限Trade Promotion Act:ファストトラック)発動に関する視点を出していただいたことに感謝する。議会で議論が始まったのはついこの前のことだ。ファストトラックについてのあなたの評価には同意しかねるが。

質問:スケジュールについて

ペルー:
新たにTPP参加各国の大臣たちから支持を得た。今年中の決着を目指す。共通の土台を模索し、すべての作業を終えるようと努力している。

質問:交渉妥結までに日本以外の国が参加を承認される可能性は?

ペルー:
日本が交渉に参加することについては合意が得られた。各国には、日本加盟に向けてそれぞれの国内手続きがある。次の会合については、今会合の最後には分かるだろう。(質問には回答せず)

質問:電話の利用者が電話のロックを解除できるかどうかに関する質問

米国(多分メモをとっていない?):
デジタル著作権法は、(米国の)いくつかのFTAには反映されている。TPPでは様々な利害があり、均衡点を模索中。デジタル経済の枠組みを発展させようとしている。デジタル経済から得られるプラス面を拡大し、同時に、マイナス面からの保護も考えなければならない。政策空間を整えるよう努力している。

(翻訳:清水亮子/監修:廣内かおり)

2013年6月10日月曜日

「TPPをとめる!5.30国際シンポジウム─韓米FTA・NAFTAからの警告」が開催されました!

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「STOP TPP!! 市民アクション」が協力した国際的な集会「TPPをとめる!5.30国際シンポジウム─韓米FTA・NAFTAからの警告」(主催:TPPに反対する人々の運動/TPPを考える国民会議)は、5月30日東京都内で開かれ、市民など約100名が参加しました。(写真:TPPに反対する人々の運動)

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ジェーン・ケルシーさん

ジェーン・ケルシーさん(ニュージーランド・オークランド大学)がはじめに登壇し、「TPPを推進したい人びとは『TPPは、21世紀型の協定だ』と言うけれど、モンサント、シティバンク、ファイザー、ハリーウッドなど、自分たちこそがこの世界を支配する権利があると信じている大企業のための21世紀にほかなりません。少なくともわたしたち(ピープル)にとっての21世紀ではありません。食の主権、気候変動問題、貧困や雇用不安、乱高下する金融市場に対応する21世紀ではないのです」と言いました。

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朴錫運さん

金鐘佑さん(韓国・弁護士)の他に、韓米FTAに反対する国民運動本部の共同代表を務めている朴錫運さん(韓国)が、韓国でのFTA反対運動の経過を説明したうえで、「単純な経済協定ではなく、韓国の法律体系を米国化するものだ」と同FTAを批判。「TPPも本質は同じで、日本の主権が侵される」と述べました。

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権寧勤副理事長

また、「韓国農漁村社会研究所」の権寧勤副理事長(韓国)は、「韓米FTAによって今後、食料自給率が低下し、世界の飢餓問題をより深刻化させる。アジアとアメリカの農業体系は違う。水田は生物多様性を守っている」など、農業の大切さを訴えました。

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マリカルメン・リャマス・モンテスさん

さらに、20年前に、米国とカナダ、メキシコの間で締結された「北米自由貿易協定」(NAFTA)の問題を追求している、メキシコの労働組合活動者のマリカルメン・リャマスさんが、「NAFTAによって多くの分野の人々が影響を被った。労働者の実質所得は低下し、かつては一家は1人の労働で賄えたものが、今では3人が働かないと食べていけない。農産物価格も米国からの輸入で半分に下がり、農家は失業した」と、その厳しい現実を報告しました。

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海外ゲストとともに登壇した新潟の農家・天明伸浩さん(TPPに反対する人々の運動共同代表)

シンポジウムでは、これから各国の現状や情報を共有し合い、「TPPに象徴される新自由主義に基づくグローバリゼーションに対抗する運動も地域に根ざし、国境を超えてつながろう」と、アピールを確認しました(原文は記事後半)。

<映像>
by ユープラン

なお、海外ゲストは東京でのシンポに前後して、北海道、山形、新潟、栃木、愛知、大阪、鳥取、福岡、鹿児島、沖縄で、それぞれ集会に参加してTPPの問題を訴えました。

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★ ☆ 集会アピール ☆ ★

今日2013年5月30日、私たちはこの場に寄り合い、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)が人びとの日々の営みに何をもたらすのか、をめぐって話し合いました。メキシコ、韓国、ニュージーランドからのゲストに、日本のコメ作り百姓が加わっての話し合いを通して、私たちはTPPの本質を分かち合うことができました。
NAFTA(北米自由貿易協定)、韓米FTA(韓国米国間自由貿易協定)、TPPと続く新自由主義に基づくグローバリゼーションは、その地に住み、働く大多数の人びとの生存の条件を破壊し、“平和におだやかに生きる権利”を奪います。そこでの主役は、巨大化し、地球規模で動きまわる多国籍資本です。日本企業も他ではありません。
そして、日本政府はいま、そのTPP交渉参加を決定しました。
今日の寄り合いで私たちが得ることができたもっとも大事なことは、”生きる権利”の破壊は国境を越え、圧倒的多数の人びとの上に襲いかかるということです。そうだとすると、TPPに象徴される新自由主義に基づくグローバリゼーションに対抗する運動も、地域に根差しそして国境を越えてつながる大きな渦をつくりださなければなりません。
このことを今日の寄り合いで得た共通の思いとして分かち合いたいと思います。TPPに対抗し、国家を超え、国境をまたぐ人びとの運動の大きな渦をつくりだすために動き出しましょう。

2013年5月30日
「TPPをとめる!5.30国際シンポジウム」参加者一同

Statement

Today, the thirtieth day of May, we gathered and talked about what the Trans Pacific Partnership Agreement (TPP) would bring to the daily livelihood of ordinary people. Through the discussion among overseas speakers from Korea, Mexico and New Zealand, and a Japanese expert rice grower, we learned and shared the essence of the TPP.

Neo-liberalistic globalization represented by a series of FTAs such as North American Free Trade Agreement (NAFTA), Korea/US Free Trade Agreement (KORUS FTA) and TPP destroys basics of lives of most people living and working in the community, and deprives them of their rights to live in peace and gentleness. The leading figures in the arena are multinational corporations who have grown gigantic and swagger everywhere in this world. Japanese corporations are no exceptions.

And, now, Japan has decided to join the TPP negotiation.

We, on our part, learned today among others that powers who destroy our “right to live” move across borders and attack an overwhelming majority of ordinary people. Therefore, our movements to oppose to the neo-liberalistic globalization represented by the TPP should take steadfast root in the community and create a vortex of people’s linkage across the border.
We would like to share this resolution as what we mutually learned today. Let us take a step forward to create a vortex of people’s movement which opposes to the TPP, transcends nations and go across borders,

30 May, 2013
STOP TPP !! 5.30 International Symposium

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Organized by;
National Conference to Consider the TPP
People’s Action against TPP

2013年5月25日土曜日

5月25日に「TPP参加をとめる!5.25大集会」が芝公園にて開催!

4月2日に「TPP参加をとめる!院内対話集会」を開催しました。その次の展開として、5月25日に集会が開催されます。「STOP TPP!! 市民アクション」では5月25日に「TPP参加をとめる!5.25大集会」を開催することになりました。

【チラシ】

※クリックするとpdfチラシをダウンロードできます。

【とき】
5月25日(土)12:00〜16:00(詳細は以下)

【ところ】
芝公園23号地(最寄り駅、地下鉄三田線「御成門」駅) 

http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/map001.html

【予定】
1.プレ集会 12:00~(TPP反対の文化イベントを予定)
2,大集会  12:30~1時間程度「集会」
3,デモ行進 13:45~(全体終了16:00の予定)
(銀座を通り東京駅横・鍛冶橋駐車場解散予定)

3月15日に安倍首相が行った公約破りのTPP交渉参加表明に続き、4月12日に発表された、TPP交渉参加にむけた事前協議の「日米合意」は、包括的で高い水準の協定を達成するという「TPPの輪郭」を改めて確認するとともに、アメリカの要求を丸呑みするだけという内容です。これでは、安倍自公内閣が言うところの「国益を守る」どころか、国民のくらしやいのち、食の安全、雇用や地域経済などが壊され、国の主権までもが脅かされることが、いよいよはっきりしてきました。
交渉に参加してしまえば、TPPの秘密主義で、交渉の中身をあれこれを持ち出して途中離脱はあり得ません。まだ遅くはありません。参加表明を撤回し、TPP交渉への参加を止めるべきです。
私たちは、これまでも多くの団体・個人の思いを集め、国際的な連携も進めながら、TPP交渉参加反対の運動を進めてきました。参議院選挙を前にしたいま、安倍内閣にTPP交渉参加を断念させるため、標記「TPP参加をとめる!5.25大集会」をよびかけることとしました。
TPP交渉参加に反対するすべての人たちの力で集会を大成功させ、政府や財界、アメリカのねらいにストップをかけるため、ぜひみなさま方におかれましても、「TPP参加をとめる!5.25大集会」の趣旨にご賛同いただくとともに、たくさんの方々にご参加いただけますようお願い申し上げます。




【賛同・出席】
賛同・出席は以下のフォームにてお申し込み下さい。
http://my.formman.com/form/pc/T8lk1dGveIYMlDnS/

※締めきりました!

【集会名】
「TPP参加をとめる!5.25大集会」

【よびかけ】
STOP TPP!! 市民アクション

【趣旨】
安倍首相の参加表明があったものの、国民のいのちや暮らし、雇用、地域を壊し、主権をも脅かすというTPPの危険性や秘密主義が明らかになるにつれて、「交渉参加反対」「自民党の公約違反は許されない」の声はさらに高まっています。この声を参議院選挙に向けて社会的にアピールするため、市民、さまざまな団体、超党派の国会議員、さらには地方でTPP交渉参加反対運動をすすめているすべての団体、個人にも広く呼びかけて開催します。
集会では、今の情勢を共有し、さらに確信を持ってたたかいをすすめられるようにすることにも留意したものにします。

【主な内容】
①各界・各分野からの決意表明
②超党派国会議員の挨拶

【参加のよびかけ】
(1)さまざまな階層や地域の声が反映された集会となるように企画します。「開催の趣旨」への賛同と「非暴力を貫くこと」を原則に、多くの団体へ賛同と参加を呼びかけます。
(2)銀座デモでは、私たちの主張が市民によく分かるように、プラカードや横断幕を準備するなど、大いに工夫しましょう。

【財政】
カンパでまかなうことを基本とします。カンパにご協力頂ける団体は、下記口座へお振り込み頂くとともに、会計担当(近藤)へ送金の旨メールをお送り下さい。
(1)口座番号:ゆうちょ銀行 名義「STOP TPP!! 市民アクション」
*ゆうちょ銀行から振り込む場合:記号10050 番号69005641
*他の金融機関から振り込む場合:店名〇〇八(ゼロゼロハチ) 店番008 普通預金口座6900564      
(2)会計担当近藤メールアドレス:mkykondo【a】ybb.ne.jp(【a】を@に変えて送信下さい ※迷惑メール対策の都合上)

【事務局連絡先】
国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-5-5 新宿農協会館内
電話:03-3372-6112 FAX:03-3370-8329
Eメール:center【a】shokkenren.jp(【a】を@に変えて送信下さい ※迷惑メール対策の都合上)