2012年6月29日金曜日

サンディエゴTPP交渉で市民団体が情報公開を求めるアクションを展開

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7月2日からサンディエゴで開催されるTPP全体会合において、市民団体側が配布するチラシを入手しました。内容は情報開示を求めるもので、秘密裏に交渉を進めていることに対するメッセージです。

主催団体のひとつAFL-CIO(米国労働総同盟産別会議)はパブリックシチズンらとともに情報公開を求めてきました。昨年末から今年1月にかけて米国で募集されたTPPパブリックコメント(意見募集)では、TPPに対して「態度不明」と賛否は示さなかったものの、「交渉中のTPP協定は未知の点が多く、労働者に与える影響等について見解を示すことは困難」との意見を出し、米国国内でも情報が回っていないことを指摘していました。

先の記事「いま、TPP交渉の進捗状況は?USTR米通商代表部の説明会の模様を入手!」( http://bit.ly/LCrfuq )では、今後の交渉の日程に関する市民団体の質問に対し、USTRは「日程の公表はしない」と明言しています。交渉が秘密裏に進められる中で、米国では引き続き情報公開に向けたアクションを展開していく模様です。

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